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2008年 02月 09日
旧正月の帰国で久しぶりに実家のある広島に帰省しました。7〜8年振りでしょうか。
ジジババは毎年孫に会いに上京してくるんですが、僕は一昨年の長期出張開始以来すっぽかしで、なんで嫁だけが相手しなきゃならないんだと、カミさんにせっつかれて仕方なく(^^; ちょうど日本も三連休ということで子供も連れて家族三人で広島へ行くことにしました。学生時代も正月の数日くらいしか帰ってないし、社会人になってからはもとより、結婚してからは更に疎遠になってますので、高校卒業後の滞在日数は通算でも1ヶ月程度かも。もはや観光客と変わりありません。 13時過ぎに到着して両親と合流し、早々に原爆ドームへ。 公園内に入ったとたん、女子高生?大生?グループがきゃっきゃ言いながらドーム前で記念撮影中。 それを見た娘が、こんな場所ではしゃぐとはなんて不謹慎な、という面持ちでこわばった表情をしていて、ジジが写真を撮ろうとしたのに、頑に拒否してました。 父親としてはそのセンスを誇らしくも感じますが、妙に頑固なのも後々苦労しないかと心配でもあります。 原爆ドームはかなり崩れが進んでいるような気がして、これまたちょっと心配な感じ。 その後は平和公園を散策。 原爆ドームは繁華街へ行くバス通りから見えるので、ちょくちょく見てましたが、平和公園内にはほとんど足を踏み入れてないことに気付きました。前回はたぶんローマ法皇が来広したときに動員された時だなぁ。 ここで、小腹を埋めるべくレストハウスへ。 娘はさっそくお好み焼きを食べてました。こんなとこで食べなくてもと思いつつ、結局ここ以外で食べなかったので、まあいっか。 そして、平和記念資料館へ。 正直あまり入りたくなかったです。というのも、子供の頃見学に行ってかなりショックを受けたから。 とはいえ、やはり娘に見させない訳にはいきません。さんざん娘を脅してから入館(^^; いや、覚悟させとかないと取り乱すかと思っての親心ですよ、念の為。。。 当然ですが、昔のイメージとはかなり違った(30年前ですから)洗練された印象を受けましたが、進むにつれて見るのが辛い展示が増えてきます。さすがに子供のときほどのショックは受けませんでしたが、改めて見せつけられると、たまりません。 たまりませんが、核兵器がこの世からなくなればいいのはわかっているものの、ことはそんなに単純でないことも知ってしまっている歳でもありますので、改めてそれが引き起こす結果をよくよく認識しておかなければ、という気になります。 それにしても、この手の資料館にしては、見学者の熱心なこと、熱心なこと。 老若男女に変わりなく、皆さんじっくりご覧になっているのでびっくりしました。 それは展示方法が工夫されていることもあると思います。 説明も読みやすく、重要な内容は何度か説明が出てくるのは、どこかで目に入るようにという意図を感じましたので、展示内容を理解してもらうためにどうすればよいかをよく考えてあるという印象です。 というわけで、思ったより長時間じっくりと見てしまい、宮島の宿に泊まる予定だったのですが、夕食の時間に遅れそうになってしまいました。
by Zhi-Hong
| 2008-02-09 21:27
| 世界遺産:広島
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